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1月備忘録 ロベール・クートラス作品展へ

 

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いつか…とあこがれていたクートラスの作品展

「僕は小さな黄金の手を探す」を開催中の大山崎山荘美術館へ。

 

 

タロットカード大の厚紙に毎夜描いたというカルト「僕の夜」、

印刷屋から貰いうけたポスターの裏に描かれた

「僕のご先祖様」、いずれも見たかった実物が目の前に。

さすがに撮影は禁止でした。

 

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アサヒビール大山崎山荘美術館へは河原町から電車で15分、

駅から徒歩で10分ほど。

 

この山荘は、英国調の本館と安藤忠雄氏設計の

新館が見事に調和した重厚な建物。

桜や紅葉のシーズンはそれはそれは美しいたたずまいのよう。

それゆえに人であふれるようでもあり。

真冬はオフシーズン。人け少なく静かに鑑賞でき、満足。

 

ゆっくりたっぷり楽しんだ贅沢な京都への出張。

またこの夏に。。。

 

1月備忘録 京都映画三昧

1月上旬、シサム工房さんの展示会のため、京都出張。

ラッキーなことに、観たい映画がこぞって公開中。

 

1本目。

すごいものを見てしまった!

 

「アルジェの戦い」(1966年、伊・アルジェリア)

ドキュメンタリーかと見まごうリアルさ。

演じているとは思えない迫真の演技。

胸にずんずん迫りくる圧倒的な音楽。

緊迫につぐ、緊迫。

これほんとに1966年の映画!?

おそらく自分が今まで見たい映画で5本の指に入る。

 

2本目。

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みなみ会館でアッバス・キアロスタミ追悼上映中。

「そして人生はつづく」鑑賞。

「友だちのうちはどこ?」(鑑賞済み)

「オリーブの林を抜けて」(未見)と合わせて、

ジグザグ道3部作と言われる作品。

こんな撮り方あったんだー。

1作見ただけではわからない、キアロスタミが巨匠と

呼ばれる所以がわかったような。

 

3作目。

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ドキュメンタリー映画「ヒッチコック/トリュフォー」(2015年、米・仏)。

スクリーンの中とはいえ、大好きなトリュフォーに会えて 涙

 

 

 

『グアテマラの弟』(片桐はいり著)

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新年2冊目は『沈黙』から一転、

『グアテマラの弟』で大笑い。

ブックカバーはグアテマラの織物(イロイトー作)。

 

一年の疲れが出たせいか、

父の四十九日を控えているせいか、

『沈黙』があまりにつらかったせいか 笑

とにかく正月休みは気力が湧かず、悶々。

ぐったり過ごしていた。

 

が、録画しておいたNHKの新春ドラマ

「富士ファミリー」(木皿泉脚本)を見て気持ち上向く。

やっぱり笑う、っていい!

これは、片桐はいりさんあってのドラマだね〜

 

はいりさんといえば、グアテマラに永住する弟のことを

綴った『グアテマラの弟』。

イロイトーさんたちの展示会も控えていることもあり、

早速読んでみた。

 

軽快な筆運び。率直で感じたまま、ウラオモテのない生き方、

いいなぁ。

グアテマラに旅し暮らした珍妙な体験を楽しみつつ、

比較文化としても読める。

素直に楽しい。

 

次は、『わたしのマトカ』にしよう。

 

 

2017年は『沈黙』(遠藤周作著)から

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新年最初の一冊。

1/21から映画の公開も控えていることもあり、

遠藤周作の『沈黙』を開く。

 

江戸時代、厳しい弾圧によってキリスト教を棄教せよと

迫られた宣教師や信者たち。

壮絶な拷問シーンがありありと描かれ、終始辛い。

信仰とは何か、人間とは何か…

殉教、棄教、転ぶ…

自分ならどうするか…

葛藤に次ぐ葛藤、ともに苦しむ。

けれども、読み終えて、すがすがしい気持ちになってしまった。

なぜか…

どんな拷問を受けようとも信念を貫き、

信仰を守ろうとする宣教師や信者たちの

尊厳にあふれた言動や行いのせいか、なぜなのか…

 

読まねば、と思いながら手をつけられなかったけれど、

映画公開がきっかけとなった。

映像化、楽しみだなぁ。

 

 

 

 

映画術 ヒッチコック/トリュフォー

 

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時折、訪ねてきてくれて貴重な映画談義をしてくれる

映画フリークのお友達、M夫妻。

昨日、ドキュメンタリー映画「ヒッチコック/トリュフォー」

(2015/米・仏)のチラシを届けてくれました。

 

そこで引っ張り出したのが、30年ほど前、

当時トリュフォーファンだったこともあって、

大枚はたいて買った大著『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』。
 

一つ一つの作品がヒッチコックとトリュフォーの

インタビュー形式で詳細に解説されているから、

わかりやすいし面白いのなんの。

80年代の半ば、小倉でも次々リバイバル上映されていた

ヒッチコック作品を見ては、この本を開いたもの。

トリュフォーの序文(といってもかなり長い!)が名文。

ここ読んだだけでも、〈映画作家〉ヒッチコック好き加減が

半端ないことがよくわかります。

 

当時2900円。20代の自分にとっては、高額だった記憶が…

勇気のいる決断だったけど、買ってよかったなぁ。

ということで、この本にまつわる映画「ヒッチコック/トリュフォー」、

絶対見なくてはなりません!

 

 

 

M夫妻は先日、「アルジェの戦い」、昨日は「スモーク」を観たという。

なんともうらやましい限り。

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父の生きる

 

いったいいつまで…

先の見えない介護生活でしたが、

家族の支えはもちろん、友人、知人、お客さま…

たくさんの方のご助言や本の力を借りて、

乗り越えることができた気がしています。

気持ちが張り詰めているとき、

思わず口走った泣き言を受け止めてくれた方たち。

心から感謝しています。

 

ひとりで悩まない、ということ。

同じ体験をされている方にとって、

何か自分でも役に立つことがあればよいのですが。

 

 

映画「この世界の片隅に」

本と映画。
今年は何といってもこれだなぁ。
父を看取って・・・

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2016年春。父と見た桜。


父の葬儀、施設の部屋の片付けもほぼ終え、

今日から店を通常営業です。

 

11月25日、父が息を引き取りました。

前日の夜、いつものように入院中の父を見舞い、手足をマッサージして、

また明日ね、といって別れたのですが、翌日早朝には息がなく。
享年82歳。

昨年1月、脳こうそくで倒れてから1年10か月。

それからは病院と施設を出たり入ったりではありましたが、

倒れる前日まで元気で仕事も現役でしたし、

この春まで車椅子で桜を見に連れ出したりしていましたので、

大往生といってもいいでしょう。

 

えんげ障害があり、口からの食事がなかなか困難でしたが、

最後まで「食べたい」という本人の意思を汲んであげようと、

一緒に頑張ってきました。
胃ろうや心臓マッサージなど、いわゆる延命処置はしないという

方針でしたので、苦しみ少なく逝ってくれたと信じたい気持ちです。

寂しくはなりますが、姉と交代で

ほぼ毎日のように顔を見に行きましたので、
今、思い残すことは何もありません。

 

葬儀には、高齢にもかかわらず働かせてくれていた会社の方々も
たくさんご会葬くださり、涙を流してくださいました。
わたしたち家族よりも父と多くの時間を共に過ごしたであろう

みなさまから働きぶり、暮らしぶりを聞き、多くの方に

愛されていたのだなぁとちょっぴりうらやましくもあり、

また誇りにも思いました。
ほんとうにお世話になりました。

 

若いときは何かしら大きなことを成し遂げようとして、
家族(特に母)を顧みなかった父。
なかなか思うような生き方ができず、悩み多かったようですが、
今思うと常に自分のことは後回しで、周りのことばかり考えていた父でした。
苦労して育ててくれたにもかかわらず、

自分も若かったせいか、あの頃の父の悩みを理解して

あげられなかったのは申し訳なかった、と反省しています。

 

50代半ばで家を飛び出し、周囲を混乱させましたが、

北九州に移り住んでからのそれからは、
誰かのために…と日々、目の前にあるどんな小さなことでも

真面目に取り組み、朗らかで充実した日々を送っていたようでした。

亡くなった母の供養もよくしていました。
自分も今ちょうど同じ年齢にさしかかり、
人はこの年齢からでも生まれ変われるんだ、

という勇気をもらった気がしています。

 

自分の酒好き、映画好き、本好きは父の影響。
大好きだった父

器用で働き者だった父
大酒のみで陽気だった父
困ったときにはいつも助けてくれていた父
時々、仕事の合間にふらりとお茶を飲みにやってきていた父

・・・

数え切れないほどの思い出。

大切にしていきます。

笑顔でいることが一番の供養かなと思って、

日々を過ごそうと思っています。

 

今頃、母に謝っているかなぁ 笑

自分が今ここにあるのは父と母のおかげ。

心からありがとう。

合掌

 

2016年11月15日くじゅうを歩く










5センチくらいのちっちゃな枯草についた雫。 見惚れてしまう… 自然の織りなす造形にため息の1日。




久しぶりにふたりでくじゅうに。
ガスが重く垂れ込め、山頂は目指せず。
長者原から、雨ガ池、法華院山荘、スガモリ越えコース。
視界不良、足元も悪かったこともあり、
のんびりしすぎて5時間半の山歩き。
まだまだ歩けるもんだ。
映画「ハドソン川の奇跡」

実話を基にしたイーストウッド作品。

 

切れ味のするどい演出、余計なシーンはなく、サクサクと物語が

進む速足の展開。

それなのに途中、何度か自然と感動が込み上げてきて、

涙こらえるのに必死だった。

ラストは爽快だし、さすがと思わざるを得ない。

イーストウッドにまんまとツボを押さえられた気分。。。

 

原題は、機長の名前の「Sully(サリー)」。

冷静沈着に事を成し遂げた機長本人は、

自分は英雄ではない、奇跡ではない、仕事を全うしただけ、

全力を尽くしただけ、チームワークがよかったから、

と言っているところが、さらに感動を呼ぶのだろうな。

 

 

さぞや世界を騒がせたであろうこのハドソン川の不時着水事件。

自分の記憶にとんとなかったので、調べてみると…

2009年1月15日、まさにキリマンジャロにアタック中であった。

登頂は16日。前後数日間はテレビも新聞もなし。納得。