『グアテマラの弟』(片桐はいり著)
2017.01.06 Friday
新年2冊目は『沈黙』から一転、
『グアテマラの弟』で大笑い。
ブックカバーはグアテマラの織物(イロイトー作)。
一年の疲れが出たせいか、
父の四十九日を控えているせいか、
『沈黙』があまりにつらかったせいか 笑
とにかく正月休みは気力が湧かず、悶々。
ぐったり過ごしていた。
が、録画しておいたNHKの新春ドラマ
「富士ファミリー」(木皿泉脚本)を見て気持ち上向く。
やっぱり笑う、っていい!
これは、片桐はいりさんあってのドラマだね〜
はいりさんといえば、グアテマラに永住する弟のことを
綴った『グアテマラの弟』。
イロイトーさんたちの展示会も控えていることもあり、
早速読んでみた。
軽快な筆運び。率直で感じたまま、ウラオモテのない生き方、
いいなぁ。
グアテマラに旅し暮らした珍妙な体験を楽しみつつ、
比較文化としても読める。
素直に楽しい。
次は、『わたしのマトカ』にしよう。